アサヒカメラ1975年・全12号 + 増刊号 / Asahi Camera All 12 issues + Special Issue 1975

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『カメラ毎日』や『日本カメラ』らとともに、戦後日本写真の振興・発展に多大なる貢献を果たした写真雑誌『アサヒカメラ』の1975年度・全12冊+増刊号（75年4月号増刊 -現代の写真'75-）セット。本年度のカバー写真は沢渡朔が担当しており、沢渡らしい華やかな女性のヌードやポートレートが飾り、カラフルでいつになく鮮やかなカバーが連なります。構成は、博報堂・電通でアートディレクターとして活躍した鈴木八郎で、レイアウトは当時資生堂宣伝部であった中山礼吉。60年代は、カメラ毎日を主戦場としていた篠山紀信や高梨豊らが、山岸章二との関係性などから毎日を離れ、アサヒでたびたび作品を発表するようになり、篠山の『家』や高梨の『町』などの70年代の名作も生まれ、本号に収録されています。また、前年の74年から77年まで続くことになる北井一夫の「村へ」の大連載から、テキストでも、篠山紀信がホストとなり毎号ゲストと対談する「紀信怪談」、さらには鈴木志郎康・多木浩二・中平卓馬による「新説・写真百科」なども見応えのあるシリーズです。

＜Related Artists＞ アサヒカメラ / Asahi Camera
＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少キズ、ページ縁少イタミ