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2020年7月号をもって休刊が決まった写真雑誌『アサヒカメラ』の1969年3月号。森山大道が編集者・山岸章二に認められて、『カメラ毎日』で作品が掲載されるようになったのが1965年で、遅れること3年後にアサヒカメラとも取り組みがスタート。当時の編集長・小森孝之が、森山を高く評価し、この69年度は連載「アクシデント」をスタート。そして、翌70年は全号のカバー写真を森山が担当しています。そして、71年には「何かへの旅」、73年には「地上」と、森山の長期連載は続いていきました。この最初の「アクシデント」シリーズの第3回目にあたる本号では「この下に高田あり」が収録されています。その他、中平卓馬による「熱海」、細江英公による「私版・現代かぐや姫物語」、渡部雄吉による「イスラムの民」、桑原史成による「右翼」など、見応えのある作品が多数掲載されています。