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戦後を代表するフォト・ジャーナリストであるウィリアム・ユージン・スミス(W Eugene Smith)の作品集『水俣:生-その神聖と冒瀆 / Minamata: Life-Sacred and Profane』。『LIFE』によるフォト・ジャーナリズムという新たなメディアを表現した代表的写真家であるユージン・スミス。しかし、客観的事実に基づき、決定的瞬間を捉えるブレッソンらに代表されるジャーナリズムではなく、人間の尊厳を重要視し、主観に基づき、真実を述べることに注力したそのスタイルは、同じジャーナリズムと言えども似て非なるものでした。極端なトリミングや多重による焼付など、その手法も従来の報道写真とは異なる新しいものであり、その一連は、代表作『水俣』でも見出せます。本書は、その水俣の主要作12図版(グラビア印刷)が無綴じで収録された作品集です。
<Related Artists>Eugene Smith
<Condition> ケース:少シミ・少ヨゴレ・少イタミ
本体:ページ余白少シミ、ページ縁少イタミ
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