Google Translate
戦後沖縄を代表する写真家である石川真生と比嘉豊光による作品集『熱き日々 in キャンプハンセン!!』。2013年に、新たに再編集がなされた『熱き日々 in オキナワ』(Foil)が刊行されましたが、こちらがオリジナル。比嘉康雄・平良孝七と言った戦後沖縄写真の先導者の系譜を継ぎ、沖縄写真をリードしてきた比嘉豊光と石川真生の共著という形態が取られています。本土復帰以後も、アメリカナイズされた街は残り、米軍たちの夜の盛りを写真に撮ってやろうと意気込んで、自らも外人バーで働き、米軍のボーイフレンドまで作った石川は、次第に外人よりもそこで働く女性たちの、美しくそしてたくましい姿に魅せられ、カメラの矛先は彼女たちに向けられていきました。外人相手に働く姿は、時に冷たく厳しい目で見られることがありながらも、生きるために、愛のために、強く生きる女性の姿が、情熱的に収められた名著。但し、P7-8及びP57-60は、刊行後プライバシー問題のためにページが削除されています。東松照明・荒木経惟及び徳田陽子によるテキスト。帯欠。
<Related Artists>石川 真生 / Mao Ishikawa、フォト真
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少スレ・縁少ヤブレ及び
少イタミ、帯欠、本体:カバー縁少イタミ
(P7-8・P57-60の3枚(計6ページ)カット)