麻薬 乱用薬物

剣持 加津夫 / Kazuo Kenmochi

SOLD OUT

Publisher/第一法規

   Published/1987
Format/ソフトカバー   Pages/123   Size/183*240*10
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日本を代表する写真家・剣持加津夫の写真集『麻薬 乱用薬物』。VIVO、PROVOKE、CAMPなどの出身者を中心とした世界的に高い人気を誇る1960〜70年代の日本の写真界の中で、この異質な男の存在も忘れてはなりません。剣持加津夫。戦争敗戦を機に米兵らによって蔓延した「麻薬渦」に待ったをかけるべく「麻薬追放キャンペーン」と称して、40年以上もの間厚生省や警察庁と連動してルポルタージュを発表し続けた写真家です。さらには、麻薬の捜査上の機密や人権侵害を回避するため、撮り方の工夫やメカニズムの利用により写真表現の抽象化を習得し、その技術を駆使して「性」や「エロス」の芸術的表現にも独自の世界感を見出だし、ジャーナリストのみならずアーティストとしても活躍した稀有な写真家です。本書は、30年近くにも及ぶ麻薬に関する調査を詳細にまとめた一冊で、第一法規からという「研究書」的な一冊。テキストメインですが、LSDのカラー図版や中毒者のモノクロなど、剣持撮影による図版も多く収録されています。
<Related Artists> 剣持 加津夫 / Kazuo Kenmochi
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少スレ
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