日大全共闘記録班 / All University Joint Struggle Committee of Nihon University
¥20,900(¥19,000 + tax)
Publisher/五同産業
Published/1969
Format/ソフトカバー Pages/- Size/290*220*10
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本書は1968年から続いた「日大闘争」の記録を描写した写真集で、撮影・編集を日大全共闘記録班であった学生たちによって行われた歴史的一冊。日大当局側の不正経理、政府・警察まで巻き込んだ弾圧に端を発し、組合や父兄まで巻き込んでいった大学闘争。60年代の大学闘争の中でも、取り分け大きな暴動と化していったのが「東大」そしてこの「日大」。名もないアマチュア写真家によって撮影された図版ながらも、クオリティーの高さそして優れたレイアウト・デザインに、60年代の日本写真の底力を感じさせます。また、編集後記に記された以下の言葉が彼らの魂と素晴らしい作品を生み出すに至った理由を物語っています。「ときにはゲバ棒を持ち、時にはカメラをたずさえた状態の中で、撮りまくったものである。我々は不完全であることを恐れてはいない。不完全なものであるが故に、かくも楽しくそして美しいと理解する」。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)