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フランスを代表する写真家であるロベール・ドアノーの作品集『ドアノー写真集 パリ遊歩 1932-1982』。アンリ・カルティエ-ブレッソン、ブラッサイ、ウィリー・ロニ、ジャック-アンリ・ラルティーグらと並び、20世紀にフランスで活躍した代表的写真家であり、木村伊兵衛も愛したスナップショットの名手です。きらびやかな世界とは無縁で、慎ましい生活環境の下で、労働者や一般市民集う下町を好み、愛と人情に満ちた数々の名作を残してきました。本書は、岩波書店より刊行されたドアノーの50年近いキャリアを総括したような一冊で、600ページを超える大著。この一冊で写真家ドアノーの多くが分かります。1996年にフランスの出版社HAZANより刊行された作品集の日本語版で、著者ブリジット・オリエは、フランスの日刊紙『リベラシオン』の記者。