Google Translate
戦後アメリカを代表する写真家のひとりであるルイス・ボルツの写真集。1975年にジョージイーストマン・ハウスで行われたエキシビジョン「人間が変えた風景写真」にも選出されたニュー・トポグラフィクスの代表的写真家であるボルツ。エドワード・ウェストンやポール・ストランドのスタイルを継承しつつも、彼らが収めた崇高な自然美を対象とはせず、人間の営為によって変貌された自然の姿をニュートラルな視点で捉え、80年代に続く現代アート写真の礎を形成したコンテポラリー・フォトグラファー。本書は、2017年にスペインのマドリードで行われたエキシビジョンを機に刊行されたカタログ写真集で、330ページに及ぶ大著。『The Prototype Work』から始まり、『The New Industrial Parks near Irvine, California』『Park City』『San Qunetin Point』『Candlestick Point』、さらには『Generic Night Cities』『The Power Trilogy』『The Deaths in Newport』と2000年代までの30年以上ものキャリアが総括された一冊です。