Document Yokohama 昭和20年〜57年 フォト・ドキュメント・ヨコハマ

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2019年で第36回展を迎えた「神奈川県写真作家協会展」。その第1回展を機に刊行されたのが本書『Document Yokohama 昭和20年〜57年 フォト・ドキュメント・ヨコハマ』。日本最初期の写真家である下岡蓮杖（しもおか れんじょう）が、1862年に写真館を開いたのが「ヨコハマ」であり、写真の草分けの地でもあります。横浜美術館の開館、さらには写真部門の設置も決まり、写真の機運が益々高まっていく中で行われたエキシビジョンでもありました。同協会の会長は、ヨコハマ写真を長年牽引した奥村泰宏で、副会長は日本を代表するフォト・ジャーナリストでもある浜口タカシ、さらには奥村の妻であり、「赤線地帯」の作品でも有名な女流作家・常盤とよ子（刀洋子）も名を連ねている豪華メンバーが編集を担った本カタログ。「記念写真」「記録写真」の枠にとどまらない、時代や街、人々の雰囲気を感じさせるスナップも巧みに取り入れられた見応えのある写真集です。

＜Related Artists＞ 浜口　タカシ / Takashi Hamaguchi、常盤　とよ子 / Toyoko Tokiwa
＜Condition＞ 本体：カバー少スレ・少シミ・少ヨゴレ
天少ヤケ・少シミ