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イタリアの写真家、フルヴィオ・ロイター(1926-2016)の作品集『Centesimi di Secondo』。戦後のイタリア写真と言えば、アトリエ・モランディの作品で有名なルイジ・ギッリ、クローズアップ・ヌードやカラーで有名なフランコ・フォンタナ、建設的なランドスケープのグイド・グイディと言った名前が挙げられますが、彼らよりひと世代前の戦後のイタリア写真と言えば、ニューヨークのアートシーンを写したウーゴ・ムラス、同じく数少ないモランディ・アトリエを写すことを許されたパオロ・モンティ、そしてこのフルヴィオ・ロイターです。代表作『Ombrie, Terre de saint Francois』(1955)でナダール賞の授与も受けた名写真家です。本書は、1950〜70年代にロイターが旅したイタリア国内及びヨーロッパ・アフリカ・南米で撮影された図版が収録されています。