写真批評 第7号

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Publisher/東京綜合写真専門学校

   Published/1974
Format/ソフトカバー   Pages/108   Size/150*210*6
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本書は、1970年代初頭に東京綜合写真専門学校より刊行されていたカメラ誌『写真批評』の第7号(最終号)。本校の創立者であり、写真評論家としても名高い重森弘淹が発行人となり、編集は桑原甲子雄。当時重森は、写真批評の風土自体が確立していないことに危惧していたことに加えて、表現を志向する写真のメディアは、カメラ毎日やアサヒカメラといった写真雑誌に集中しており、批評家が問題意識に即して、純粋に批評を展開しうる場として、さらには写真家が時にコドバで語ることを必要する場として、本誌を機能させたいという思いで創刊に至ったそうです。批評誌ということで、ほとんどがテキストですが、70年代の写真の動向が、全体の流れからマニアックなところまで勉強できる貴重な作品集で、特に重森と桑原による、作品集・展覧会・写真の潮流等についてのテキストや対談は、大変読み応えがあります。また、毎号若干写真図版も収録されており、本号では渡辺兼人による「神秘の家あるいはエルベノンの狂気」が収録されているほか、「特集・写真1930年代」として、様々な写真家及び評論家が30年代の写真動向について語っています。
<Related Artists> 渡辺 兼人 / Kanendo Watanabe
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少スレ・少ヨゴレ・
縁少イタミ、天・地・小口少ヤケ、ページ余白少シミ
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