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70年代後半に発行されていたファッション情報誌『ファッションカレント Fashion Current』の1977年4月号で、テーマは「ブス」。ファッションと言いながらも、その枠に収まらず、アートや音楽などサブカルチャー的要素が満載の雑誌です。当時、アンダーグラウンドな世界で頭角を現し始めていたアーティスト、デザイナー、フォトグラファー、エディター、ライターらとのコラボレーションも大変ユニークです。本誌でも、「ブス」をテーマとして、多くのアーティストがテキスト及びイラスト(作品)を発表しています。主なところは以下の通り。宝田久人「どっちが得か」、藤井秀喜「美しい素人というのは、大変なことです」、松本路子「女の顔は女自身が作る」、鴨居羊子「ブスという名のアンティックな美人」、福田定良「私と美人とのおかしな関係」、長谷川龍生「ブスに捧げる詩」、マッド・アマノ「パロディ雑誌まで作るアメリカのウーマンリブたち」など。