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こちらは1960年代に刊行されていたカメラ誌『写真ファン』の第20号で、1964年2月号にあたります。「日本写真作家裸体美集」と名打っている通り、女性のヌードの芸術性を追求した作品集のようです。本号は「現代写真作家ヌード&グラマー作品集」と副題が記されており、見開きはヌード写真の第一人者であった秋山庄太郎の作品から始まり、その秋山に師事した稲村隆正、秋山と二科会写真部を創設したひとりでもある早田雄二、さらには、アイドルや女優のヌードやポートレートでも名を馳せた石川洋司の作品も多数収録されています。その他、花沢正治や大岡千尋の他、吉野銀之助は図版から単独で作品集にもなっている『女の写し方』のテキストも掲載しています。グラビア印刷のモノクロによるポートレート及びヌード作品が充実した一冊です。