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ニコンの愛好者の親善を目的として1952年に発足した「ニッコールクラブ」。当時のニコン社・社長の長岡正男を中心に、土門拳、木村伊兵衛(二代目会長)、三木淳(三代目会長)、林忠彦、早田雄二ら写真家に加えて、イサム・ノグチ、高峰秀子、亀倉雄策、Life誌からはマーガレット・バーク=ホワイトとデビット・ダグラス・ダンカン、そしてマグナムからはアンリ・カルティエ-ブレッソンらが発起人に名を連ねています。以来長らく各種コンテストや写真展の開催、さらには非売で写真家の作品集なども刊行、そして毎年プロ・アマの入賞作品や招待作品を収録した年鑑も発表し続けてきました。本書「1977 - 78」号の主な収録作品は以下の通りです。「荒木経惟:拾子 21歳の夏」「森山大道:五所川原」「深瀬昌久:烏」「有田泰而:帯」「興松良昌:土曜日のダンスパーティー」「江成常夫:家族 New York」「山村雅昭:植物に」「須田一政:尾花沢にて」「十文字美信:女」など。