美尻毛原の神々 -美咲養護学校における土の造形学習・その実践-

山城　見信 / Kenshin Yamashiro

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沖縄を代表する美術家である山城見信の作品集『美尻毛原の神々 -美咲養護学校における土の造形学習・その実践-』。1937年那覇市生まれ、1961年に琉球大学美術工芸科を卒業した後は、美術教員となって沖縄の盲学校に赴任。赴任先では、自家製で「窯」を設営するなどして、独自の教育スタイルで指導を行い、20年近く教員として勤めた後、1982年に盲学校を依願退職してからは、美術家としての活動に従事。2016年には佐喜眞美術館にて16年ぶりに個展が開催されて話題になりました。こちらは、山城が教員時代に刊行した作品集で、収録図版の撮影を若かりし平敷兼七と宮城彦士が担った一冊。以下、当時の琉球新聞の記事より「造形教育をとおして、障害をもつ子どもたちの重く閉ざされた感覚をときはなち、いかにして人間のゆたかな情感にめざめる表現活動を甦らせるかという課題に、ひたむきに取り組んだ『火と土』の造形教育の実践記録である」。

＜Related Artists＞ 平敷　兼七 / Kenshichi Heshiki
＜Condition＞ ケース：少ヤケ・少キズ・少ヨゴレ
本体：ページ余白少シミ、その他経年並み