おやすみ神たち

川島　小鳥 & 谷川　俊太郎 / Kotori Kawashima & Shuntaro Tanikawa

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日本の写真家・川島小鳥の作品集『おやすみ神たち』。1980年東京生まれ、早稲田大学第一文学部仏文科を卒業後、詩人で写真家さらにはアートディレクターとしても活躍する沼田元氣に師事。新潟・佐渡ヶ島に住む友人の女の子を1年にわたって撮り続けた『未来ちゃん』（2010）が10万部を超える大ヒットとなって、世界でも大々的にエキシビジョンが開催されました。2014年には、3年近く通って撮りためた「台湾」を舞台にした作品集『明星』（2014）を発表、こちらは第40回木村伊兵衛写真賞受賞と、現代日本を代表する写真家のひとりです。こちらは詩人・谷川俊太郎との共著で、同じく台湾をベースに撮影された102の図版に、27の詩が添えられた「タマシヒ」への旅。「この世での故郷の先に、あの世での故郷があるのではないか、タマシヒはたぶんそれを知っている（収録詩「故郷」より）」。寄藤文平+鈴木千佳子による装丁も素晴らしい一冊です。

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＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み