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イタリアにおけるカラー写真のパイオニアと言われるルイジ・ギッリの傑作写真集『Atelier Morandi(Acceptable)』。1989年にルイジ・ギッリは、モランディの遺産贈与執行人との偶然の出会いにより、モランディのアトリエ撮影のチャンスを得て、半年間アトリエに通い続け約400枚もの写真を撮影します。モランディが足を置いていた場所、オブジェを凝視していた場所、光が差し込んでいた場所・・・モランディのアトリエでギッリが見たものは、偉大な画家の隠れ家だけではなく、ある規律の痕跡、ものを前にした時の姿勢。ギッリが写真を撮るときに最も重要としていたこと、「姿勢」つまり何かを前にした時の身の置き方をモランディのアトリエにてギッリは再認識します。モノを見つめ、モノを愛し、何かを考え、何かを創る。イメージを通して思考を続けた偉大な画家と写真家によるアート作品のマスターピース。1992年刊行・初版。(但し、図書館除籍本)