Google Translate
日本のファッション界に偉大なる足跡を残すファッションデザイナー、高田賢三の作品集『KENZO 高田賢三作品集』。文化服装学院を卒業後、アパレルメーカーでデザイナーとして勤務し、その後渡仏。1970年に自身のブティック『ジャングル・ジャップ』をパリにオープンし、同年からコレクションも発表。自身のブランド「ケンゾー」を築いていきました。80年代の終わりに経営難に陥り、高田も1999年に引退(その後復帰)。「ケンゾー」は、2011年から「オープニングセレモニー」の創設者ウンベルト・レオンとキャロル・リムがクリエイティブ・ディレクターとなり、ロゴを大きくあしらったデザインで人気を得ました。本書は、1970年から1985年までのコレクションをまとめた作品集です。高田と同時代にパリで活躍した吉田大朋や新正卓といった日本人のファッション写真の草分けによる写真などもあり(そのほか大倉舜二なども)、デザインや写真の両側面からファッションを堪能できる1冊です。