私が写真だ

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

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Publisher/群出版

   Published/1982
Format/ソフトカバー   Pages/190   Size/150*210*13
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日本を代表する写真家・荒木経惟の写真集『私が写真だ』。本書の著者として名を連ねる写真評論家の西井一夫(当時は『カメラ毎日』の編集)によるあとがきによると、本書は1982年の『毎日グラフ』の特集のために1ヶ月半の密着取材がきっかけで生まれた本で「作家論としての写真集がない日本に初めて登場した新しい作家論写真集」。その大半は荒木の姿が写し出された仕事の様子や交遊録ともいえる日々のスナップであり、密着取材の成果ともいえる「時代のドキュメント」(あとがきより)になっています。本書は荒木経惟写真集となっていますが、「むろん本人の写っている写真は本人が撮ったものではない。他人の撮ったものであろうと、自分が被写体となっているものは、被写体である自分の表現である、とするアラーキズムは、写真家は被写体の表現を複写するだけだ、という正論から導かれる」「自分を晒しながら、他人にも晒させてしまう。(中略)これが〈私写真〉の原点」と西井は綴っています。「アラーキズム全史1940-82」も付属し、西井の荒木論も読み応えのある内容です。
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<Condition> ジャケット:少ヨゴレ、本体:経年並み
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