春光秋色 / Seasonal Aspects of Japan

西山 清 / Kiyoshi Nishiyama

SOLD OUT

Publisher/朝日ソノラマ

   Published/1979
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/210*220*15
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日本の写真家・西山清の写真集『春光秋色』。1893年生まれ。18歳で写真館に入り撮影技術を身につけ、1921年に写真材料店を開業。アマチュア写真家団体「プレザント・クラブ」を結成するなど精力的な活動を続ける西山は、1925年には西山が多大なる影響を受けた写真家・福原信三が経営する「資生堂」にて初個展を開催。そして1926年には個展をまとめた1st写真集『西山清寫眞畫集』を出版しています。本書は、戦前、戦後と西山の作品をまとめたもので、戦前には「文楽」や「日光」といった個展で発表された作品が並び、戦後は“春夏秋冬”と4つのパートに分かれ、花鳥風月や寺社など、日本の原風景を思わせる風物やそこに現れた情緒に焦点を当てた作品を収録しています。建築写真家として知られる渡辺義雄は「現実主義的な発想ではなく、写実を根底とするまことに健全な抒情性を持続されてこられた」と西山の作品を評していますが、自然美以外にも、再建される東京の光景にもレンズを向けるなど、新たな表現を模索した西山の足跡が垣間見られます。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)
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<Condition> ジャケット:少ヤケ
本体:天・地・小口少ヤケ・少シミ
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