Nothing 季刊/'72/No.1

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Publisher/Nothing

   Published/1972
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/183*258*3
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本書は、1970年代前半に大阪の写真集団「Nothing」によって刊行された作品集。当時は、作品発表の場と言えば「カメラ毎日」や「アサヒカメラ」などカメラ誌が中心であり、写真ギャラリーもあまりなかった時代で、プロのフォトグラファーを志すものにとって、作品を見せる場が見出しずらい状況でした。そのような中で、写真家同士が組んで、自主運営ギャラリーやミニコミ誌のような作品集を自らつくり始めたのが70年代以降であり、その流れは70年代後半に隆盛を向かえ、80年代まで続きました。こちらは大阪及び近畿圏の18名の写真家の作品が収録されており、その内3名(太田一成、太田好昭、越谷喜隆)は岩宮武二写真事務所所属で、越谷は以降ランドスケープの作品で活躍しました。そのほか、同じく風景作品で名を馳せ、数々の写真集を刊行している森田敏隆の名前も。24ページのカタログ形式で簡易な体裁ながらも、当時の時代性を存分に感じさせる作品の数々に魅了される一冊です
<Related Artists> 岩宮 武二 / Takeji Iwamiya青木 君夫 / Kimio Aoki
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少ヨゴレ・縁少イタミ
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