映戯人 Vol.1

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Publisher/Self-Published(私家版)

   Published/1973
Format/ソフトカバー   Pages/64   Size/203*210*10
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こちらは1970年代初頭に刊行された写真異人誌『映戯人 Vol.1』。木村伊兵衛や土門拳らを頂点とするカメラ誌の「月例」が、プロ・アマ問わずカメラマンがしのぎを削る舞台であった時代から、60年代後半には『Provoke』をはじめとした写真同人誌が生まれ、学園闘争などを機に「アノニマス」な学生によるドキュメント写真集も生まれ、次第にカメラ誌以外、つまりは「オフマガジン」の流れが高まり始めたのが1970年前後。そして70年代初頭には、写真家自身の手による数々の「同人誌」「異人誌」が生まれ、有名なところでは、百々俊二らによる『月刊写真集 地平』、島尾伸三らによる『Number』、さらには森喜久雄らによる『glass eye』が挙げられます。本書は、フリーランスの「写真人」を中心に、「映画人」「デザイン人」などの混成(ゆえに映戯人?)で、総勢16名による作品が各2~8ページに渡って収録されています。「プロヴォーク的」(「映像的」)「コンポラ的」要素に富んだ、70年代らしいモノクロの図版が多数紹介され、戦後の日本写真の魅力と多様性をまとめているかのようです。
<Related Artists> 鈴木 清 / Kiyoshi Suzuki
<Condition> 本体:カバー少スレ・少キズ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ、ページ余白少シミ
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