Google Translate
本書は「ワークショップ・写真学校」の東松照明教室出身者らが中心となって、1976年に立ち上げられた「フォトギャラリー PUT」より刊行された作品集。PUTは、岡友幸・浜昇らが中心となって、「メーカーギャラリー」「営業ギャラリー」とは異なる、写真家自身の手による「自主運営ギャラリー」であり、70年代後半に「CAMP」「プリズム」「コネクトイン」らと共に精力的に活動していたギャラリーです。また、静岡の「GIG」「シリアスフォト」や「黒帯」、名古屋の「AMP」、栃木の「アストリア」、弘前の「芭蕉」、沖縄の「あーまん」らの同ギャラリーとも交流を図り、連携して展示を行なっていました。本書は、岡や浜の他、プリズムやアウルでも個展を行なっていた東京の田口芳正と住友博、さらには静岡のGIG・長船恒利とシリアスフォト・野田真吾、合計6名による企画展を機に刊行された「写真誌」。ちなみにPUTでの写真展・年譜は、金子隆一らによる「camera works tokyo」の第4号にまとめられています。