Google Translate
本書は、1980年代に活躍したイギリスの伝説のロック・パンクバンド「ザ・スミス」の写真集。活動期間わずか5年程度ながら、風刺とユーモアに富んだモリッシーの歌詞と、ジョニー・マーの抜群の音楽センスが融合した新しいスタイルは、絶大なる人気を誇りました。こちらは、ロッキング・オンの編集チームが愛と魂を込めて創作した一冊で、解散後7年、スミスの本質にふれ、追憶の世界に浸れるものということで「写真集」を刊行。以下、編集人・増井修の序文より「スポット・ライトの中でくねるモリッシーは見たこともないラジカリズムを体現し、陰鬱なマンチェスターを背後にしたバンドは最初から過去の存在だったかのような優しさをたたえている。そう、ロックがその男根主義に楔を打たれ、弱肉強食の闘争原理から「いち抜けた」とすずしげに宣告される美しい刹那だけが刻まれているのだ。ザ・スミスが本当に新しく、かつ人々の記憶に未だ鮮明に生き続ける理由の全てが、音源とはまた別にここにあるといってもいいのではないかと自負している」。写真はPaul Slatteryや久保憲司など。デザインは中島英樹。