さっちん -オリジナル版-

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

SOLD OUT

Publisher/河出書房新社

   Published/2017
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/210*220*8
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日本を代表する写真家、荒木経惟の写真集『さっちん』。60年代から活動を続け、現在までに500冊もの写真集を発表してきた荒木のキャリアの中で、その名前が初めて世に知られたであろうきっかけが「太陽賞」です。平凡社が発行したグラフィックマガジン『太陽』が創設した写真賞で、組写真によるドキュメンタリーを対象にしたもの。この第1回(1964年)を受賞したのが荒木でした(当時は「のぶよし」とひらがな表記)。千葉大に通っていた荒木が、荒川区三河島の鉄筋コンクリートのアパートで出会ったのが、小学4年生のさっちんでした。さっちんをはじめ数人の子どもたちの生き生きとした表情、無邪気な姿は、ある種の郷愁とともに当時の様子(暮らし)を想起させます。1994年に新潮社から出た『さっちん』は、「太陽賞」のアウトテイクで構成されたもので、文字とおり本書(というかここに載っている写真)が、荒木の“伝説のデビュー作”です。当時のネガは入稿用に渡してから行方が知れず、「今回なんと古い雑誌から起こして、太陽賞を受賞した『さっちん』を本にすることになった」(あとがきより)。
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<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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