色景

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

SOLD OUT

Publisher/マガジンハウス

   Published/1991
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/260*310*15
Google Translate
日本を代表する写真家・荒木経惟。下駄職人でありアマチュア・カメラマンであった父の影響を受けて写真を始め、70年代より『おー日本』『センチメンタルな旅』などのセンセーショナルな作品を発表していきます。本書は、1991年に発行された写真集。最愛の妻・陽子が1990年に他界し、空ばかりをモノクロで写していた荒木ですが、花を撮り始め、段々と色を求めていくようになり、本書『色景』へと至ります。「妻が逝って、部屋の中から空ばかり写していたわけではない、部屋からバルコニーに出て、バルコニーから、空、風、光、となりの柿の木とか、テラスにからみついた蔦とか(中略)そんな〈近景〉を1年モノクロームで写した。一周忌にセルフポートレイトをヨーコのアマンドピンクのコートを着てバルコニーで、柿の木を背景にヨーコの遺影と写した、カラーで。この日から、私の〈色景〉がはじまった」(巻末のテキスト「色景」より)。街の風景、花の近景、ヌード……6×7サイズで撮られた写真は鮮やかな色彩が印象的で、赤や緑といった原色がポイントになっています。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> ジャケット:少キズ・少ヨゴレ・少イタミ
本体:天・地・小口少ヤケ
order

TOP