夢の光 / Light of Dreams

田村　彰英 / Akihide Tamura

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日本の写真家・田村彰英の写真集『夢の光　Light of Dreams』。1974年にニューヨークのMoMAで、日本の写真家がはじめて世界に本格的に紹介された展覧会「New Japanese Photography」。MoMAの名物ディレクターであったジョン・シャーカフスキーと『カメラ毎日』の名物編集長山岸章二の手により行われた同展で、戦後日本の写真界を代表するひとりとして紹介された田村彰英。類いまれな感性とユニークな視点で彩られた図版は、映画界の巨匠・黒澤明をも虜にし、『影武者』など数々の黒澤映画のスチールを担当したことでも有名です。東京造形大学や東京綜合写真専門学校で30年以上もの間教鞭を取り続け、教育者としても多大なる貢献を果たしています。本書は、2012年に東京都写真美術館にて開催された展覧会に際して発行されたもので、60年代後半から70年代前半にかけて国内の米軍基地を撮影したシリーズ「BASE」をはじめ、定点観測的に家や道路の完成を捉えた「HOUSE」や「ROAD」、カラーでインダストリアルな光景を写した「湾岸」、東日本大震災の現場など、田村の創作をたどる1冊です。

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＜Condition＞ 本体：カバー少ヨゴレ、縁少イタミ