山谷への回廊

南條 直子 / Naoko Nanjo

SOLD OUT

Publisher/山谷への回廊刊行会

   Published/2012
Format/ハードカバー   Pages/258   Size/178*198*20
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日本の写真家・南條直子(1955-1988)の写真集『山谷への回廊』。高校中退後に、23歳で岡山から上京し、1979年に日本写真専門学院に入学。報道写真を目指し、報道ゼミを担当していた写真家・樋口健二(『四日市』など社会問題をテーマにした報道写真家)に師事し、学校卒業後は、フリーランスとして活動。1985年に内戦が続くアフガニスタンに潜入し、アフガン戦争を取材した初の日本人女性カメラマンとして知られますが、1988年にアフガン取材中に地雷を踏み、33歳という若さで死去。本書は、南條が写真を初めてまもなく移り住み、撮り続けてきた「山谷」をめぐるもので、編・著者の織田忍が、南條の足跡をたどったテキストとともに、南條の写真がまとめられています。各地から離職者やワケあり者が集まり、日雇い労働者たちの街(寄せ場)として知られた山谷や大阪・釜ヶ崎。その雑然とした日常から、労働者たちの運動(闘争)の様子を、臨場感あふれる写真で記録しています。
<Related Artists> 中島 敏 / Satoshi Nakajima大塚 洋介 / Yosuke Otuska
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ・縁少ヨレ
本体:地少ヨゴレ、見返し薄折れ跡、その他経年並み
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