Google Translate
ハンガリーの写真家、Zacsfalvi Gyulaの写真集『London』。写真学校で学び、助手などを経て、現在はウェディングを中心に撮影をしているというZacsfalvi Gyula 。本書は、22歳のときに訪れたロンドンで撮影されたスナップ集で、ロンドン橋やビッグベン、トラファルガー広場、セント・ポール大聖堂、ハイドパーク、テートモダン、ロンドンアイといったロンドンの主要なスポットや施設をはじめ、ロンドンの日常的な光景ともいうべきワンシーンをモノクロで切り取っています。イタリアンレストラン(その時はGiulio Falviというイタリア人のような名前で働いていた)で給仕をしながら、仕事から自由になれる早朝に撮影をしていたようですが、モダンとクラシックが交錯する町並み、喧騒を離れた公園や水辺などの自然の豊かで穏やかな空間など、ロンドンらしい風景を丁寧に収めつつも、外部者だからこそ感じられる街の様子を写し出しています。