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パンクが大きなムーブメントとなった70 年代のロンドンで、1976年12月から1977年4月までの数ヶ月のみオープンしていた伝説のライヴハウス「ロキシー・クラブ」。わずか100日間限定の営業だったそうですが(厳密にはオーナー・チェンジ)、セックス・ピストルズと並ぶパンクバンドの代名詞であるクラッシュをはじめダムド、スージー・アンド・ザ・バンシーズ、ジェネレーションX、バズコックス、スリッツなど今なおファンの多いバンドが出演していました。本書『100 Nights at The ROXY』は、1978年に初版が出ており、本書は再版(2016年)となります。ロキシー・クラブのドキュメント的な写真集で、ライヴシーンやオーディエンスなどの写真、フライヤーで構成。撮影にはロンドンのユースカルチャーを切り取ってきたデレク・リジャーズをはじめ、Humphrey Murray、Richard Braine、Crystal Clear、Steven Davis、Peter Kodiak、Ralf Jedraszczykらが参加。メイクを施し、独特のファッションで身を包んだ若者たちのソリッドなスタイルは今なお新鮮で、ファッション的にも興味深いです。