10年目の「センチメンタルな旅」

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

SOLD OUT

Publisher/冬樹社

   Published/1982
Format/ハードカバー   Pages/237   Size/138*198*15
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日本を代表する写真家・荒木経惟とその妻・陽子による書籍『10年目の「センチメンタルな旅」』。荒木の代表作として知られる陽子との新婚旅行を記録した『センチメンタルな旅』(1971)から10年、本書は結婚10周年に際し行われた旅の旅行記で、荒木の写真と陽子のテキストで構成されています。パリ、スペイン、アルゼンチン(ブエノスアイレスには陽子の母が住んでいる)を1ヶ月かけて巡る旅程であり、パリでは写真家・桑原甲子雄(夫妻)も同行。行く先々でのスナップは異国情緒もあいまって旅の詩情を湛えていますが、本書の骨格となっている陽子のテキストも2人の珍道中が軽妙に記され、写真に添えられたキャプションも微笑ましいです。荒木の写真において不可分な存在である陽子ですが、被写体としてではなく主体として綴られるテキストは、単に読み物としても面白いですし、荒木の写真を楽しむ一助になる1冊です。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ、
本体:天・地・小口少スレ・少ヨゴレ、その他経年並み
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