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日本の写真家宮崎皓一の写真集『Through the Lens』。1960年代にコマーシャル・デザイナーとして活躍し、70年代前後より写真家としてのキャリアをスタートさせた宮崎皓一。同じデザイナー出身の稲越功一と同じ時期に写真を始め、以来数十年来の親交があり、当時の作風にも類似点やリスペクトが感じられます。宮崎の代表作は1968年に発表された『Scissorings』。新聞・雑誌の切り抜きを写真に収めたファウンド・フォトの先駆け。同じく稲越も1973年にブラウン管のイメージで構成された『meet again』を刊行。コンポラ写真に代表される私的な風景を画像に収め、自由に表現し、写真の意味を再認識させる試みは両者に共通した創作スタイルでした。本書はローライフレックスによるスナップ8図版とポラロイドによるスティルライフ8図版が収録された作品集。テキスト・佐野寛。300部限定。ナンバー入り。小冊子付き。写真家サイン入り( Signed)。(※ こちらは300部限定普及版の記載ですが、24部限定版のみに付属されるオリジナル・プリントが、なぜか?付いています)