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フランスを代表する写真家マルク・リブーの写真集『Vrouwen Van Japan(Women of Japan)』。1923年リヨン郊外で生まれたリブーは、父に買ってもらったカメラで15歳より写真を始めます。戦後よりエンジニアを目指して勉強し、その後リヨンの工場で働いていましたが、写真への情熱が捨てきれず、パリに渡り、ブレッソンらマグナム・フォトの創設メンバーを訪れ、53年より自身もメンバーとなりました。59年ヨーロッパの写真家としては初めて中国に渡りルポルタージュを発表。さらにはベトナム戦争下の報道取材など、アジアにおける代表作が多いリブー。本書は、フランスの作家Christine Arnothyとの共作で「日本の女性」をテーマにした作品集。着物や生け花などいかにも日本らしい女性から、戦後アメリカ化し「和洋」が入り混じり「洋」に身を包む女性から主に米人相手のホステスまで、変わりゆく日本の女性像が見事に描写されたポケットブック。64ページのテキスト+96ページの写真図版。テキストはオランダ語。