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本書『森山大道論』は、写真家・森山大道の初の回顧展を記念して刊行された充実のアンソロジーです。東京都写真美術館が企画・監修を担当し、淡交社から2008年6月に出版されました。デビューした1960年代から、写真の問いをラディカルに追究した1970年代、スランプを乗り越えた1980年代、そして90年代以降の活躍を、エッセイと未発表写真を通じてたどる構成が特徴です。寄稿者には多木浩二、カール・ハイド、大竹伸朗、金平茂紀、平野啓一郎、岡部友子、鈴木一誌、笠原美智子、渚ようこら錚々たる顔ぶれが名を連ね、それぞれの視点から森山の作品の核心へと迫ります。写真と論考が相まって、「写真とは何か」を問う営みを約201ページにわたり深く体験できる一冊であり、初めて森山大道に触れる人にも、既に魅了されている人にも、きわめて豊かな読書体験を提供します。