New York Macadam

Bernard Pierre Wolff

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フランスの写真家であるバーナード・ピア・ウルフ（1930-1985）の写真集『New York Macadam』。グラフィック・デザイナーから写真家へと転身し、1974年にはマグナムに所属し、会長も務めた写真家のチャールズ・ハーバットからも指導を受けたことがあるそうですが、ウルフについては写真集が残されているのみで、あまり多くは知られていないようです。世界を巡り、来日したこともあるそうですが、1985年にニューヨークでエイズによって亡くなりました。2017年にパリのLA MAISON EUROPÉENNE DE LA PHOTOGRAPHIEで回顧展が開かれています。本書は、ウルフの3冊目となる写真集で、1983年に発行された一冊です。20年以上住んでいたというニューヨークの街（ストリート）を写し出したもので、社会から除け者にされているかのような人々（麻薬常習者、浮浪者など）、そしてストリートの日常を切り取っています。

＜Related Artists＞ Robert Rauschenberg、Lenke Rothman & Tana Ross
＜Condition＞ 本体：カバー少スレ・縁極少イタミ、その他経年並み