Mirror
白岩 登三靖 / Tomiyasu Shiraiwa
SOLD OUT
Publisher/ICP
Published/1986Format/ソフトカバー Pages/- Size/290*230*5
Google Translate日本のグラフィック・デザイナーで写真家の白岩登三靖（1940-2002）の写真集『Mirror』。1940年大分県生まれ早稲田大学文学部を経て、60年代よりデザイナーとしてコマーシャルなものから写真集や美術書、雑誌やポスターなどを手がけ、90年代以降に刊行された写真集では、時折白岩登三靖の名前を目にします（鈴木八郎写真集など）。一方で、写真家としても個展やグループ展、写真集の刊行を続け、ガンで急逝する2002年まで精力的に活動していました。本書は、1985年に初めてニューヨークの「ICP」で行った展示の際に発行されたもので、1974年から1982年までに撮られた作品が掲載されています。1976年にカラープリントに目覚めたという白岩は、そのグラフィカルな技巧を「Mirror on Mirror(1976)」や「A Stick(1978)」といったシリーズにまとめ、またモノクロのプリントで作り上げた幾何学の立体物を写した「Box-Up(1978)」など、自身の創作意欲を追求した作品が並びます。巻頭には、マグナム・フォトのメンバーでICPの会長であるコーネル・キャパからの賛辞が寄せられています。
