ひろしま / Hiroshima

石内 都 / Miyako Ishiuchi

SOLD OUT

Publisher/集英社

   Published/2008
Format/ソフトカバー   Pages/78   Size/153*220*10
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日本を代表する女性写真家・石内都の写真集『ひろしま / Hiroshima』。多摩美術大学で織りを学び、1975年より独学で写真を撮り始め、思春期を過ごした横須賀や、日本各地の旧赤線跡地などを撮影した粒子の粗いモノクローム写真で注目を集めた石内。90年代以降は『1・9・4・7』『マザーズ』など、時間と記憶を刻む身体との接写の創作に意欲的に取り組んでいます。本書は、2007年に広島平和記念資料館に収められている被爆者の衣服や装飾品などの“肌身に直接触れた”遺品を写し出したもの。土田ヒロミも同様に遺品を写していまが、石内は依頼時に多くの写真家によって撮られ続けている広島=原爆というテーマに逡巡したそうですが、初めて広島を訪れ、残された遺品に触れた時に、破壊的なイメージがある一方で、衣服のきれいさやおしゃれさに心を奪われたそうです。重たい歴史がありながらも、当時の人たちも当然おしゃれを楽しみ、またそれを支える生活があったことを、こうした写真群から感じ取れる一冊です。
<Related Artists> 石内 都 / Miyako Ishiuchi
<Condition> 本体:カバー少スレ・薄ヨゴレ、その他経年並み 
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