Pleasant Street

Judith Black

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アメリカの女性写真家ジュディス・ブラックの作品集『Pleasant Street』。1945年生まれ、本格的に写真に取り組み始めたのは70年代後半。当時4人の子どもを抱えていたシングルマザーのジュディは、ニューハンプシャー州からマサチューセッツ州に引っ越して、マサチューセッツ工科大学で学びながら、子育てをしていました。引っ越した町の外は荒れ果て、とても外を歩きながらスナップを撮れるような環境でなく、ジュディは、うちにこもりながら子どもなどを被写体に写真の腕を磨いていきました。この80年代はサリー・マンらに代表されるように、女性や母による家族との親密な写真は、何かと話題となって注目を集め、ジュディの作品も高く評価され、87年からは同州のウェルズリー大学で教鞭を執るようになり、以後20年以上写真部門の長として後進の指導にあたりました。1990年前後、当時21歳であったアレック・ソスも、ジュディの作品には感銘を受けたと語っています。そんな素晴らしい作品を是非ご堪能ください。

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＜Condition＞ 本体：経年並み