愛しきものへ 塩谷定好 1899-1988

塩谷 定好 / Teiko Shiotani

SOLD OUT

Publisher/島根県立美術館

   Published/2017
Format/ソフトカバー   Pages/280   Size/298*213*20
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戦前を代表する日本の写真家・塩谷定好(1899−1988)の写真集『愛しきものへ 塩谷定好 1899-1988』。生涯鳥取県・赤崎という僻遠の地で活動を続け、同郷の後輩である植田正治をして「神さまみたいな存在」と言わしめる孤高の写真家です。写真を自己表現として捉える「芸術写真」が盛り上がる大正から昭和にかけて精力的に創作を行い、各種写真雑誌で作品を発表してきました。「わたしの写真は、自然をしたう。自然のこころを。わたしの心として写すことに専念してきたと思うのです。四季折々の風物に詩情を動かされ、山も川も海も、田園の風景も、人も、自然の感情を自分なりに発見し、感動しながら一生懸命に写してきたと言えます」(写真家より)。カメラ、感光材料も未発達な時代に、創意工夫を重ねて、独自のテクニックを見出だして撮影・プリントを施し、山陰の原風景を捉え続け、晩年には海外でも高い評価を得ることになった塩谷。本書は、2017年に鳥取県立美術館で行われた展覧会の図録です。代表作のひとつ〈小坊主〉シリーズなど、戦前の作品を中心にまとめられた一冊です。
<Related Artists> 塩谷 定好 / Teiko Shiotani植田 正治 / Shoji Ueda大原 治雄 / Haruo Ohara
<Condition> 本体:経年並み
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