Questions for an Overcast Day

Robert Adams

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アメリカを代表する写真家ロバート・アダムスの写真集『Questions for an Overcast Day』。1937年ニュージャージー州に生まれたアダムスは、大学を卒業後長らく英語教師として従事し、60年代よりコロラド州に移住後写真を学び始め、1969年MoMAの写真部長であったジョン・シャーカフスキーに4枚のプリントを購入してもらったことを機に、写真家一本で生きることを決めました。変わりゆくアメリカの原風景を描写した「ニュー・トポグラフィックス」の代表格として知られ『The New West』を始め、数々の名作品を残してきたアダムス。本書は、2007年にアメリカ・サンフランシスコの著名な写真ギャラリーFraenkel Galleryとルイジ・ギッリでもお馴染みのニューヨークのMatthew Marks Galleryにて行われたエキシビジョンを機に刊行された作品集で、オレゴンの沿岸部にあるアルダーの木の葉で構成された一冊。腐食しかけていく葉に焦点を当てながら、「不完全」や「破壊」という現代に対する問題提起を投げかけつつ、新たな美の世界を追求しているかのような作品集です。

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＜Condition＞ ジャケット：少スレ、本体：経年並み
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