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アメリカを代表する写真家のひとりであるロバート・フランクの写真集『London / Wales』。1958年初版刊行の『The Americans』、そして1972年の自伝的フォトエッセイ『The Lines of My Hand / 私の手の詩』が写真集としての代表作としてあげられるフランク。その他映像においてもコンセプチュアルな作品を多数残しておりますが、初期のジャーナリスト時代に培った時代を正しく捉える確かな視点と先見性、そして類い稀な感性とクリエイティビティは、後の写真家やアーティストに多大なる影響を及ぼしてきました。本書は、戦後アメリカへと渡り、ハーパース・バザーなどでファッション写真に携わった後、フリーとなってジャーナリズムに関わったフランクが、50年代初頭にイギリスへと渡った際に撮影された図版で構成された一冊。富のロンドン、貧のウェールズのような描写が、後のアメリカで白人・黒人の対比を描写したスタイルを想起させる、ジャーナリスト・フランクの初期時代の作品集です。
<Related Artists>Robert Frank
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ・縁少イタミ
本体:経年並み
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