山の手帖

田淵 行男 / Yukio Tabuchi

SOLD OUT

Publisher/朝日新聞社

   Published/1987
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/193*248*25
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日本を代表する山岳写真家のひとりである写真家・田淵行男(1905-1989)。東京高等師範学校を卒業後、教諭を経て、1943年に日本映画社教育映画部に入社し写真家となった田淵。1945年の疎開をきっかけに長野県・安曇野に移住。壮大な北アルプスと緑豊かな信州で、昆虫の生態研究や山岳などの自然写真の撮影に生涯を捧げ、数々の作品や研究結果を残しています。本書『山の手帖』は田淵晩年の一冊であり、写真文集とあるように、『自動車労連』誌での過去の連載に書き下ろしを加えた、写真+テキストで構成されています。田淵にとって身近な北アルプスから北海道・羅臼まで、「折々の山行で思い浮かんだり目にした出来事を書き留めた雑文に写真をつけあわせたコント」(あとがきより)であり、雄大な景色や昆虫の標本とともに、田淵の自然への眼差しや写真論が軽妙に綴られています。冒頭で“私の山旅決算書”と題したテキストがあるように、出版当時は80歳を超えていた田淵が自身の60年に及ぶ山行を振り返っています。
<Related Artists> 田淵 行男 / Yukio Tabuchi
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少スレ、帯少ヤブレ
及び少イタミ、本体:天・地・小口少ヤケ・少シミ、他経年並み
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