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東京都写真美術館でのエキシビションも記憶に新しい、世界的にも絶大なる支持を受け続ける日本を代表する写真家・荒木経惟。本書『ニューヨーク』は、平凡社から出版された全20巻からなる荒木経惟全集の4巻目にあたります。1979年に写真ジャーナリストの山岸章二と写真家のコーネル・キャパによって開催されたグループ展「Japan : A Self-Portrait」というグループ展に参加した際に訪れたニューヨークをコンパクト・カメラで撮影したスナップで構成され、人種のるつぼであるメトロポリスを行き交う人々(その顔)や日常を荒木らしい視点で切り取っています。巻末には、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』などで知られる映画監督、ジム・ジャームッシュによる「荒木経惟論 竜巻のような愛」のほか、当時を振り返った「アラーキー『ニューヨーク』を語る」を収録。