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アメリカの写真家であるディアナ・ローソンの作品集。1979年ニューヨーク生まれ、ペンシルバニア州立大学でBFAを、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインではMFAを取得して、プリンストン大学やICPで写真を教えながら、創作活動を行っているディアナ・ローソン。現在は、Timesをはじめフォト・ジャーナリストとしても活動していますが、特にアフリカ系アメリカ人や黒人のアイデンティティー・セクシャリティーの描写に高い評価を得ており、本書でもローソンの才能を垣間見ることができます。ダイアン・アーバスを想起させるような、ユニーク人のポートレートや、アレック・ソスなどにも見られる親密ながら適度な距離感を感じさせる肖像や時折のぞかせるモノの断片たち。。。アメリカやカリブ・アフリカで撮影されたという図版の数々は、目を止まらせる「何か」に溢れています。Aaron SiskindやGordon Parksら数々のフェローシップを受けているというローソンの素晴らしい感性と技術が詰まった一冊です。