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60年代にシステムの活性化と近代化に着手し、世界に先駆け公共交通機関における優れたデザイン設計を行ったイギリス国鉄。1997年に民営化されますが、「ダブル・アロー」の愛称で親しまれる国鉄時代のロゴは現在も使用されています。本書『British Rail Design』は、1965年から1987年までの21年間に渡る、イギリス国鉄で実施されたデザイン・プロジェクトを紐解く一冊。1965年に刷新されたコーポレート・アイデンティティをはじめ、サイン、時刻表、路線図といったグラフィックから車両の色設計、構内の空間、車両のエンジニアリングやシート、制服まで、そのデザインの過程が解説されています。細部まで徹底されたデザイン・ポリシーがプロジェクトの壮大さを物語っています。英語・デンマーク語の併記。