Nothing's in Vain

Emmanuelle Andrianjafy

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アフリカの女性写真家エマニュエル・アンドリアンザフィの作品集『Nothing's in Vain』。1983年マダカスカル生まれのエマニュエルは、学校を卒業後は電気工学のエンジニアとして働いていたそうです。2017年のMACK First Book Awardのグランプリに輝いたことで出版支援・刊行に至った作品集が本作になります。2011年、現在も暮らすアフリカ最西端・セネガルの港町ダカールにたどり着いたエマニュエルは、この町のパワーと魅力に圧倒されます。建設・創造・破壊を絶え間なく繰り返して流動し続ける都市。自然も動物も、動物も人間も、生も死も、美も醜も、愛も孤独も、否応なしにひしめくカオスの表情を、カラー・モノクロ、スナップ、ポートレート、ランドスケープを巧みに織り交ぜながら、現代風に編集されています。

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