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ハンガリーに生まれスウェーデンで活躍した女性アーティストであるレンケ・ロスマンと、スウェーデン出身でニューヨークを拠点に活動する女性写真家タナ・ロスとの共作作品集「Ok Ok No New York」。抽象画や彫刻、さらにはフィルムメーカー・ライターなど多彩なフィールドでその才能を発揮したレンケ・ロスマン。一方ストックホルムに生まれ、60年代よりニューヨークに移住、ドキュメンタリー映像の制作等を行い、近年も活躍を続けるタナ・ロス。本書はそんな女性アーティストが「New York」についてコラボしたユニークな一冊。スナップやポートレート、ランドスケープといったいわゆる「New York」ではなく、アーティスト的そして異国人的視点で、当地の「Life of Trace」「Souvenirer」を写真に収めています。このような角度からNew Yorkを見つめる視点が興味深く、「道路標示」から引用されたタイトルは、おそらく街を共に歩きまわった二人のアーティストが「これはニューヨークっぽい」「これは違う」などのように、事物を見つめ話し合いそして共感しあった思いが込められているようです。