花陰

荒木　経惟 / Nobuyoshi Araki

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日本を代表する写真家・荒木経惟の写真集『花陰』。アマチュア・カメラマンであった父の影響を受けて写真を始め、電通に就職後は、在籍中に広告写真を撮る傍ら、会社の機材を使って新たな写真芸術を探求していきます。70年代より「おー日本」「センチメンタルな旅」等現在まで語り継がれる作品を発表、卓越した時に過激なヌード、人情味に溢れたスナップは世界の写真ファンを虜にし、現在までに400冊もの写真集を刊行している荒木経惟。本書は、1996年に行われたエキシビジョンを機に刊行された写真集で、花のスティルライフ（全モノクロ）で構成された一冊。Irving Pennの名作「Flowers」のような、生命力に満ちた花というよりは、枯れたまたは枯れかけた花たちが多く、まもなく「死」をむかえようとしているものたちが見せる「生」や「性」の姿を写し出したかのような作品群。

＜Related Artists＞
荒木　経惟 / Nobuyoshi Araki、篠山　紀信 / Kishin Shinoyama
＜Condition＞
プラスチックカバー：少スレ・少ヨゴレ、本体：経年並み