小島一郎写真集成

小島 一郎 / Ichiro Kojima

SOLD OUT

Publisher/インスプリクト

   Published/2012
Format/ハードカバー   Pages/241   Size/248*190*30
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日本の写真家小島一郎の写真集『小島一郎写真集成』。青森県に生まれ、青森の風土を撮影し続けた伝説の写真家小島一郎。足かけ3年の従軍の後、1950年代初頭より、父の影響を受けて写真を撮り始め、1964年わずか39歳の若さでこの世を去るまで写真家として活動した期間はわずか10年ほど。終戦後東北最大の空襲を受け、廃墟と化した故郷青森の街を目にし、激しい虚脱感に襲われていた小島は、食糧買い出しのために訪れた「津軽野」で目にした美しい自然と黙々と働く農夫の姿に心を奪われ、自省を促され、そして生きる希望を見つけます。以降、4年にわたり撮影を続けた青森の風土写真は、報道写真の先駆者名取洋之助の目にとまり、1958年には東京で個展を開催そして1963年には生前唯一の作品集で、日本の写真史にその名を刻む屈指の傑作『津軽 <詩・文・写真集>』を刊行するに至ります。「人間の強さ、人間に妥協しない風景。。。そんなものを表現してみたい」「スナップよりも造形美でゆきたい」という強い情熱をもって捉え続けた美しき青森の風景と人々。200点強の作品が収録された貴重な回顧集。2012年刊行・第5刷。
<Related Artists> 小島 一郎 / Ichiro Kojima
<Condition> ジャケット:帯少ヨゴレ、本体:経年並み
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