海女の群像 千葉・岩和田1931‐1964(新装改訂版)

岩瀬 禎之 / Yoshiyuki Iwase

SOLD OUT

Publisher/彩流社

   Published/2012
Format/ハードカバー   Pages/155   Size/258*258*20
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日本の写真家・岩瀬禎之の写真集「海女の群像(新装改訂版)」。「海女」を追い続けた写真家としては中村由信が有名ですが、岩瀬禎之は地元の千葉・御宿で生涯海女を追い続けた元祖。創業300年近い歴史を誇る日本酒「岩の井」の名家の元に1904年生まれ、醸造元の主人を本業としながらも、アマチュア写真家として50年以上もの間ライフワークとして「海女」の撮影を続けた岩瀬禎之。1993年に銀座・松屋で初の個展を開催しており、1957年には毎日新聞社主催の日本写真美術展に於いて内閣総理大臣賞に入賞した経歴も有しています。生まれ育った外房御宿はかつては半農半漁の村で、女は海女として海に潜り、アワビやサザエや海藻類を取って、生計の基礎としており、ピーク時には総勢400名もの海女がいたそうです。その生活の態様が、写真家の心をくすぐらない理由はなく、厳しく激しい労働に耐えて生き抜く海の女たちのエネルギーと健康美を見事にカメラに収めた素晴らしい作品の数々。1983年79歳時に私家版で初の写真集を刊行、以来数度の改訂を重ね、本書は第四版目になります。
<Related Artists> 岩瀬 禎之 / Yoshiyuki Iwase浦口 楠一 / Kusukazu Uraguchi
<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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